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雲は遠くて
149章 信也と竜太郎、サピエンス全史やホモ・デウスを語る
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いることは、次の時代を生きる子供たちのことだ』と、こんなことを語っている。

『子どもたちは歴史上初めて、成長したときにどんな世界になるのか、
分からない時代になるのです。将来働く環境や人びとの(きずな)が、
どんなものになるか、想像もつかないのです』

『ではどうしたら良いですか?』という質問に、

『最も大切なことは、自分自身を知ることだと思います。
月並みかもしれませんが、自分が何者であるかを理解することです。
テクノロジーを追い求めるだけでなく、現状に満足する方法を学び、
自分の内なる考えを理解することに時間を使うべきなのです。
あなたの心はどんな声を発していますか?
あなた以外にあなたを理解できる人は誰もいません。
ほかの誰もあなたの頭の中をのぞいて見ることはできないのです。』

☆参考文献☆

1.吉本隆明の経済学 中沢新一 編著 筑摩書房
2.NHK/クローズアップ現代 (2017.1.4.)
3.NHK/BS1/衝撃の書が語る人類の未来『サピエンス全史/ホモ・デウス』
(2019.1.1.)
4.幸福論 アラン 白水ブックス
5.ゲーテの処世術 鈴木憲也 編著  KKベストブック 
6.動物と人間の世界認識 日高敏隆 ちくま学芸文庫

≪つづく≫ --- 149章 おわり ---

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