第二章
Prologue
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られた様なものであった。
ルーファス曰く…彼女の呪詛は、大戦の最中に呼び出された全ての妖魔を倒さない限り解かれることはなく、妖魔を呼び寄せる体質と歳を取らないこで、彼女をより長く苦しめることが出来るのだ。その上、周囲にも危険が付き纏うため、マルクアーンは人里離れた北の森林の中に塔を建てさせ、そこに籠もったと言う。
「なら…なぜ今になって塔から出てきたんですか?」
その問いに、ルーファスは頭を掻きながら返した。
「俺らがミストデモンとシェオールを消したからなんじゃねぇか?ってか…マルクアーン殿の警護って…。」
「そうです。万が一妖魔が現れた際、それを撃退してほしいのです。」
「??????。」
にこやかに笑って言ったマグナスタの言葉に、ルーファスもヴィルベルトも顔を引き攣らせた。
「師匠…何だかデジャヴです…。」
「言うな…俺もそう思ってっから…。」
だが既に遅し…。ここまで来てここまで聞いて、今更辞退なぞ出来ようもない。
それに何より、紹介してくれたギルクリフトの顔に泥を塗る訳にもいかず…二人は渋々ながらこの仕事を引き受けたのであった。
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