第15話:進化の光
[6/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
るんだ。」
「ど…どうしたのよ!?みんなで一緒に行けばいいじゃない!!」
サンフラウモンの疑問に答えたのはドルルモンである。
「戦場で一番怖いのはな、敵に包囲されることなんだ。支援もない状態で四方八方から攻撃を受ければどんな強者でも耐えられん!!ダークナイトモンとの決戦には1体でも強力な戦力が必要だ。大輔達と合流した時に邪魔になる敵兵を1人でも減らさんといかん!!この狭い城内は足止めにはピッタリなんだ!!」
「それにオニスモンを撃破すれば奴は逃げるための手段を失い、戦力も大幅にダウンする。確実にダークナイトモンを追い詰め、倒すにはこちらも多少のリスクを負わなくてはね」
ドルルモンと賢の言葉を聞いたキリハは伊達にドルルモンがタクティモンの片腕と呼ばれていないことを、賢が大輔のデジクロスパートナーであることを再認識する。
「(あのタクティモンに片腕と呼ばせ、本宮大輔の相方なだけのことはあるか…!)フッ…精々奮戦するがいい…!!生き残れたなら我が部下に迎えてやらんでもないぞ!?」
「ごめんだね!お前さんの指揮はピリピリして肩が凝りそうだぜ!!」
「今は大輔の相方で満足していますので、僕も遠慮します!!(大輔は僕を救ってくれた…今度は僕が大輔を助ける番だ!!)」
「スパイクバスター!!」
即座にジュエルビーモンは槍を横薙ぎに振るい、前方の敵を一掃する。
「バリスタモン!!ドルルモン!!デジクロス!!」
「バリスタモンSR!!シクステッド・ストーム!!」
賢がバリスタモンとドルルモンをデジクロスさせ、バリスタモンSRの一斉掃射で入り込む敵を薙ぎ倒す。
「賢!!ココハ俺達ニ任セテ、ジュエルビーモンハ、オニスモンヲ!!」
「分かった!!」
オニスモンの元に突撃するジュエルビーモン。
ジュエルビーモンの接近に気付いたオニスモンが光線を放ってくるが、それをかわしながら槍で一閃する。
オニスモンの体に僅かな傷を刻んだ。
「やっぱりそう簡単には倒せないか」
賢は知らないが、オニスモンは賢達の世界では究極体に分類されるデジモン。
賢はタクティモン以来となる格上との戦いに身を投じることとなった。
「スパイクバスター!!」
槍を光速で突き出し貫通力の高い衝撃波を繰り出すが、オニスモンの体に僅かな傷がつくだけ、オニスモンはジュエルビーモンに光線を放とうとする。
「さて…ジュエルビーモンの攻撃じゃ、奴の体に僅かなダメージしか与えられない……体…?そうだ…ジュエルビーモン!奴が光線を放った直後に、奴の体内に!!」
「分かった!!」
オニスモンが必殺技を放つ。
ジュエルビーモンはギリギリで回避して、口からオニスモンの体内に侵入した。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ