第15話:進化の光
[5/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
から破壊光線であるコズミック・レイをサイバードラモンに放っていた。
サイバードラモンはそれを軽やかにかわすが、光線は凄まじい威力で山をいくつも消し飛ばした。
「ちょ…!!?無茶苦茶強いじゃないあのオニスモンって奴!!」
「じゃが、サイバードラモンとやらも上手くあしらっておる!!適度に攻撃して注意を引きつけ…それでいて無謀な突進は一度も仕掛けとらん!!」
「い…以外にクレバーな奴なの?」
サンフラウモンがサイバードラモンのジェネラルであるキリハに尋ねる。
「ああ見えて並みのデジモンより遥かに高い知能を持っている。思考のシステム自体が我々と大きく異なっているために意志の疎通は困難だがな…」
「意志の疎通が困難だと言うのなら、どうやって仲間にしたんです?スカウトしようにも会話が出来ないんじゃ…」
「奴も俺達同様、強者を求めてデジタルワールドを彷徨っていてな。グレイモンが目をつけられて、まあ、戦いになったわけだ」
「…で、三日三晩2人してどつき合っていたらな?なーんか自然にお互いの言いたいことが分かるようになっとったんだ…」
「ふーん、馬鹿と天才は紙一重ってことかしらねー」
賢の質問にメイルバードラモンとランページグレイモンが答える。
それを聞いたリリモンは失礼なことをサラリと言い放った。
「天野ネネの妹は未だに捕らえられているか…ダークナイトモンめ、必死だな。ならばこのまま突入し、我らの手でダークナイトモンの首を取ってやるまでのこと…!!」
「やるのかキリハ…!!」
「正面から乗り込むの!?大丈夫?こういうのって罠とか待ち伏せとかあるもんじゃないの!?」
「その点は問題ないと思うよ。ランページグレイモンの火力を考えれば」
「火力?……まさか」
「こういうことだ。取って置きの挨拶だ。」
ランページグレイモンが城門に向けて全兵装を展開し、それらを解放した。
「ギガテンペスト!!!」
城門前にいた気絶しているデジモンと待ち伏せしていたデジモン達を吹き飛ばした。
「ごめん下さい…というわけだ。」
「なるほど…これが拠点突撃時の挨拶……勉強になりますよキリハさん」
「賢、お願いだから悪い影響を受けないで…」
サンフラウモンが懇願するように言うと次の瞬間に数体のレアモンが現れた。
「ま…まだ出て来るのぉ!?」
「ふん!数だけはうじゃうじゃと…!!」
突如、ドルルモンとバリスタモンが分離するとそれを見た賢はジュエルビーモンと共に着地した。
「キリハさん達は先に行って下さい!!僕は後続の敵を食い止めつつ、サイバードラモンと共闘してオニスモンを撃破します!!ドルルモンとバリスタモンは後続の敵を食い止めつつ後退す
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ