第15話:進化の光
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サンキュー、ブイモン……」
ブイモンからD-3Xを受け取ると、ヒカリに向き直り、ヒカリは血は既に止まったが、額の傷を見て辛そうにしている。
「大輔君…その…」
「ごめんなヒカリちゃん」
「え?」
言おうとした言葉を遮られて言われた謝罪の言葉にヒカリは目を見開く。
「ヒカリちゃんが風呂に入っているにしては遅すぎることにもっと気付いてれば良かったんだ。それよりもウェディンモン達と暴れていた時にヒカリちゃんが来ないことにおかしいって気付いてれば…危険な目に遭わせて…ごめん…」
頭を下げる大輔にヒカリは首を横に振って大輔の手を握り締めた。
「大輔君のせいじゃないよ、私が油断しちゃったからだよ」
「でも…ヒカリちゃんは俺のせいで…」
「大輔君」
「っ…」
大輔の言葉を遮るように言うと、ヒカリは笑みを浮かべながら言う。
「…助けてくれて、ありがとう」
その言葉に思わず大輔の目に涙が滲んだが、それを強引に拭うとブイモンに向き直る。
「ブイモン、行くぞ!」
「おう!!」
「マテリアルクロス!デジメンタルアップ!!」
「ブイモンアーマー進化、地上最大の希望!サジタリモン!!」
勇気と友情のマテリアルクロスでサジタリモンにアーマー進化させると、ヒカリと目を合わせる。
「サジタリモン!!」
「ネフェルティモン!!」
「「ダブルクロス!!」」
「サジタリモンSM(スフィンクスモード)!!」
デジクロスによってサジタリモンの下半身がネフェルティモンの物に変わり、より強力な聖なる力と飛行能力を手にした状態になる。
「江東流星斬っ!!ちぇすとおお〜っ!!」
ゼンジロウがゼンジロウCSを振るい、鎖を断ち斬る。
「あ…あなたは…!」
「ふっ…!ネネさんのピンチと聞いて馳せ参じました…」
「あ…ありがとう。ええと…ツムリデン次郎君!!」
「ハハハ、こんな時にもユーモアを忘れないなんて流石ネネさん!」
「おーい、ゼンジロウさーん。信じたくない気持ちは分からなくはないですけど今のネネさんは素です素。本気で間違えてますよ名前」
「間違いやすいのよねゼンジロウさん」
「orz…」
「………まあ、元気出せよ」
orzの体勢で崩れ落ちるゼンジロウを流石に哀れに思ったのか、サジタリモンSMがそっと肩に手を置いてやった。
「そうそう、いずれ良いことがあるわよ。」
「「紡ぎ・全自動」」
「剣ゼンジロウだ!!」
サジタリモンとネフェルティモンの間違いにゼンジロウはツッコんだ。
「ネネッ!!」
「スパロウモン!?」
「グッ…ム…!?(い…今のパワーはなんだ…!?不意
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