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転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2280話
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れからどうすればいいんだ?』

 と、そんなカイからの通信。

「どうすればいいと言われてもな。ホワイトベースに戻るのか、それともこっちにホワイトベースが来るまで待つか」
『はぁ? おい、何でここにホワイトベースが来るんだ?』
「何でって言われてもな。補給の為だよ。パプア級は撃破したが、別に木っ端微塵になってしまった訳じゃない。残骸とかを探せば、それなりに使える物は出てくる筈だ。特にザクの部品とかで使えそうな物は、探せば結構あると思うぞ」
『ザクの部品を見つけても、連邦軍のMSに使えるのかよ?』
「さて、残念ながら俺は連邦軍のMSにそこまで詳しい訳でもないから、その辺は分からないな。けど、使えるかもしれないんだから、ここで入手しておくのは悪くない案だろう。幸い、ルナツーから食料や水の類は補給してくれるらしいし」
『……なら、それこそここで残骸を漁ったりしないで、普通にルナツーからMS用の予備部品とかも譲って貰えばいいんじゃないか?』
「出来ればそれがいいと思うんだが、難しいだろうな」
『何でだよ?』
「考えてもみろ。ルナ・ジオン軍がこの基地を奪取したのはつい最近の筈だ。そうなると、当然ながらこの基地の中を色々と調べる必要が出てくる。そして調べれば、当然ながらガンキャノンを始めとして他のMSのデータとか、余剰パーツとかそういうのも出て来る筈だ。そうなれば、ルナ・ジオン軍としても連邦軍が開発したMSについて調査したいんだろうから、予備部品の類を見つけても、それをホワイトベースに寄越すとは考えられない。それなら、ここで確実に入手しておいた方がいいと思わないか?」

 まぁ、確実にと言ってはいるが、パプア級の爆発を考えると使える部品の類があるかどうかは、微妙なところなんだが。
 それで残骸を漁ろうと考えたのは、何かジオン軍のMSについての……それも俺達が知らない機種の情報とかが入手出来るかもしれないと思ったからだ。

「部品の類はともかく、推進剤とかは譲ってくれるかもしれない。ただ、その場合は連邦軍がルナ・ジオン軍に借りを作ったって事になる。その辺をどう判断するかってのもあると思う」

 実際、ルナツーを占拠した時点で借り云々といった話ではなくなっているのは間違いないし。
 そもそも、今回のルナツーの占拠というのが行われたのも、ルナツーで行われたタカ派の軍人の演説が原因だったのだから、連邦軍との関係が悪くなるのは避けられないだろう。
 とはいえ、ルナ・ジオンとしてはジオン軍よりも連邦軍の方と友好的に接したいと思っているのも事実であり……その辺、どうなるのかは、非常に難しいところだ。
 ジャブローにいるゴップとかとは、友好的な関係を築けているんだが。

『ふーん。連邦軍ってのも大変なんだな』

 カイは俺の言葉に少し
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