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abnormal legend libiasan
脅し
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ボナパルト(植民地の治安も衛生も酷いが、王都は立派なものだ)「魔王アバンの使者、第三軍団副将ボナパルトだ。宰相サクシュ殿に取り次ぎ願う」
門番「あぁ?ふざ…」
ジョーカー「通せよ」
門番(何こいつ、とんでもなく)
ひゅん
がきっ
アポカリプスを盾で止めるジョーカー
門番「ひぃぃ!ハイシン様」
ハイシン「貴様、十二魔将か?」
ジョーカー「そうだ」
ボナパルト「そちらは使者を害した前科があるゆえ、非礼ながら突然の訪問とさせてもらったよ」



サクシュ「なるほど、しかるにその魔将は危険ですね、城に入れてはなりません」



ボナパルト「わかった、僕一人で行こう」
とかげ先生「危険だ!」
ジョーカー「お前、この前の使者みてぇになるぞ」
文官「十名までならお供を連れてもかまいません」
ボナパルト「ならば…とかげ先生、同行お願いします」
とかげ先生「え、こわ…いや行こう」
ボナパルト「ベリィ、美童、供をしろ」
ベリィ・美童「はっ」
恵を見るボナパルト(作戦通りだ、合図があるか僕が連絡なく日没までに戻らない時はジョーカー達を突撃させて頭を討ち取れ)
ジョーカー「おい、俺達は外で立ちっぱなしか?酒の一つも出せよ!」
ボナパルト「サクシュ殿が用意してくれるだろう」
文官「…少しなら」
サクシュ「良いでしょう、ささやかながら宴を用意しましょう(ボナパルトとベリィがいなければ、奴等は烏合の衆、あの魔将は酔わせて毒を盛れば戦うまでもない)」
ジョーカー「よーし、飲むぞ!鎌のたんなもどうだ?」
ハイシン「…」
ジョーカー「俺達のつまみは草や虫だが、酒は悪くねぇぞ」
文官「ハイシン様、任務中に酒は」
ハイシン「少しもらおう」
文官「アッー!(しかし、ハイシン様は酒も強い、魔将を先に潰してしまえばいいか)」
ジョーカー「向こうの大将と飲み比べだ!」

ボナパルト「外は盛り上がっているな」
文官「ボナパルト、サクシュ様がお呼びだ」
ベリィ「きさ…」
ボナパルト「分かった、行くぞ」

サクシュ「よくいらっしゃいました、魔王軍の新鋭と名高いボナパルト殿」
とかげ先生(怖いよー、衛兵多すぎだろ!)
美童(たしかに怖いですが…)
とかげ先生(私は役者でも論客でもないんだ、帰りたいよー)
モーホー「うほっイイオトコ」
衛兵「おま…しかし、確かに綺麗な野郎だ」
衛兵「俺ノンケだけど、あれならいけるかも」
衛兵「俺の推しメンきた!」
ベリィ「大した人気だな」
美童「…」

ボナパルト「あまりに勝ちすぎて、統治が難しくなっているのでは?我々から見れば贅沢な悩みですが」
サクシュ「いえ、困ってはおりませんよ。植民地の資源を吸い尽くし、さらに拡大するのみです。統治するのはこの王都のみ」
女官
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