暁 〜小説投稿サイト〜
おぢばにおかえり
第四十八話 合格してその二十四

[8]前話 [2]次話
「いんねんも切られて癖性分もなおせるわよ」
「そうですか、じゃあいさんでいきます」
「そうしてね、じゃあ参拝しましょう」
「はい、今から」
 二人で南の礼拝堂の前に着ました、そこからでした。
 私達は神殿に入って参拝をはじめました、この時間は礼拝堂の中も人が少ないのでかんろだいの前まで来られました。
 それでかんろだいが見えるその真正面で二人並んで正座をしてぱんぱんと手を叩いてからあしきをはろうて、ちょいとはなし、いちれつすませてのておどりをさせてもらってお礼をしました。そうしてからです。
 今度は教祖殿に向かうのですが阿波野君はここで私に言ってきました。
「ここを一周するといいんですよね」
「この神殿の回廊を?」
「風水的には運気が上がるとか」
「そうしたお話もあるわね」
 実際に私も聞いています、このことは。
「何か風水的に凄くいいらしいわね」
「はい、それで」
「まあここはね」 
 この神殿のお話をしました。
「親神様がおられてね」
「教祖様もですね」
「そう、あの方もおられるし」
 おみちで『おやさま』とお呼びしているあの方もです。
「存命の理は知ってるわよね」
「魂は生きておられて」
「ここにおられるのよ」
 このことはおみちではとても大事な教えの一つです、教祖様が今もおられて今も私達を守護して下されていることが本当に柱になっています。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ