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転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2279話
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粒子砲を使わずとも、ガンキャノンのビームライフルでも十分に撃破出来た筈だ。
 それでもブライトが自分で……ホワイトベースでムサイ級を撃破しようとしたのは、やはりそのムサイ級にシャアが、赤い彗星が乗っていたからだろう。
 だからこそ、ブライトが自分で撃破したいと、そう思ったのだろう。
 この辺は、まだ実戦を経験した事のない士官候補生だからと言われれば、納得せざるを得ない。
 まぁ、ここでシャアを倒す気がない俺にとっては、寧ろブライトの行動は歓迎すべきものだ。……とはいえ、ホワイトベースのメガ粒子砲が命中すれば、ムサイ級は確実に沈んでしまうのだろうが。
 新型艦だけあって、当然のようにホワイトベースの性能は高い。
 当然ホワイトベースが有しているメガ粒子砲の威力も、相応だろう。
 士官候補生の操るホワイトベースが、シャアの操るムサイ級に攻撃を仕掛けても大丈夫か……その辺は非常に気になるところだ。
 とはいえ、ブライトの功名心のおかげで俺は攻撃をしくてもよくなったとはいえ、ホワイトベースに攻撃して意図的に射線を逸らす……なんて真似が出来る筈もない。
 こうなると、後はシャアが何らかの手段で敵の攻撃を回避するか、もしくはブライトが先走ってメガ粒子砲を外すということを期待するしかないだろう。
 さて、どうなる?
 この世界の原作において、シャアはアムロの、主人公のライバルという立ち位置だった筈。
 であれば、この程度の攻撃を回避出来ないなどという事はない筈であり……
 そう思った瞬間、不意にオープンチャンネルにて通信が聞こえてくる。

『そこの2隻。あたしらの占拠したルナツーの側で好き勝手やってくれるじゃないか。一体どういうつもりだい?』

 その声は、俺にも聞き覚えのある声……というか、シーマの声だ。
 けど、ブライトがルナツーを占拠したルナ・ジオン軍と交渉していた筈だ……一体どうなってるんだ?
 そう疑問に思っている間に、リリー・マルレーンが姿を現し……それと入れ替わるように、シャアのムサイ級はこの場を離れていくのだった。
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