暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2276話
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んできそうだ。
 とはいえ、アムロの性格を考えるとキラみたいに2人を相手にするというのは……何だか、微妙に無理そうな気がしないでもない。

「いや、フラウは別にそういうのじゃないですよ!」
「そうか? ザクに襲われた時、フラウの家族に攻撃されそうになったのが原因で切れて、ガンダムに乗ったように見えたが?」
「そ、それは……フラウは友達だからです!」

 見れば分かるが、これは間違いなく照れ隠しだろう。
 そうなると、ここでアムロとフラウの仲を進展させる為に、行動した方がいいのか?
 取りあえず、ちょっと煽っておくか。

「そうか、ならフラウが誰と付き合うような事になっても、アムロは関係ないんだな? ただの友達なんだし」
「ぐっ! そ、それ……でも、イザークさんと付き合うってのは認められませんよ!」

 悔し紛れといった様子で叫ぶアムロ。
 正直なところ、俺もフラウとどうこうなろうとは考えていないので、それは別に構わないのだが……アムロを煽る為には、その辺をもっと臭わせるとかした方がいいか。

「俺と付き合うのは認められない、か。けど、何度も言うようだが、アムロにはそういう権利はない。結局はただの友達なんだろ? なら、お前がフラウに俺と付き合うなとか、そんな事を言うのはおかしい。……違うか?」
「違います。友達だからこそ、フラウにイザークさんと付き合うのはおかしいって言えるんです」

 そう告げ、アムロは俺を強い視線で睨み付けてくる。
 うーん……結局友達という表現のままか。
 もしかして、メリルをサイド7に連れてきた事によって、ヒロインの座を奪ってしまって、思い切り原作ブレイクしてしまったのか?
 そう思いつつ、俺はアムロの言葉に溜息を吐くのだった。
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