機動戦士ガンダム
2276話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
んできそうだ。
とはいえ、アムロの性格を考えるとキラみたいに2人を相手にするというのは……何だか、微妙に無理そうな気がしないでもない。
「いや、フラウは別にそういうのじゃないですよ!」
「そうか? ザクに襲われた時、フラウの家族に攻撃されそうになったのが原因で切れて、ガンダムに乗ったように見えたが?」
「そ、それは……フラウは友達だからです!」
見れば分かるが、これは間違いなく照れ隠しだろう。
そうなると、ここでアムロとフラウの仲を進展させる為に、行動した方がいいのか?
取りあえず、ちょっと煽っておくか。
「そうか、ならフラウが誰と付き合うような事になっても、アムロは関係ないんだな? ただの友達なんだし」
「ぐっ! そ、それ……でも、イザークさんと付き合うってのは認められませんよ!」
悔し紛れといった様子で叫ぶアムロ。
正直なところ、俺もフラウとどうこうなろうとは考えていないので、それは別に構わないのだが……アムロを煽る為には、その辺をもっと臭わせるとかした方がいいか。
「俺と付き合うのは認められない、か。けど、何度も言うようだが、アムロにはそういう権利はない。結局はただの友達なんだろ? なら、お前がフラウに俺と付き合うなとか、そんな事を言うのはおかしい。……違うか?」
「違います。友達だからこそ、フラウにイザークさんと付き合うのはおかしいって言えるんです」
そう告げ、アムロは俺を強い視線で睨み付けてくる。
うーん……結局友達という表現のままか。
もしかして、メリルをサイド7に連れてきた事によって、ヒロインの座を奪ってしまって、思い切り原作ブレイクしてしまったのか?
そう思いつつ、俺はアムロの言葉に溜息を吐くのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ