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転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2276話
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ちつつも、言い返すことが出来ないのだろう。

「……本当ですか?」

 そう言い返してくるのがやっとのアムロに、俺は頷く。

「ああ、そうだ。……とはいえ、俺がシャアと関係があってもおかしくはないと思わないか? ルナ・ジオン軍の中にはジオン軍出身者も多いんだし」

 この言葉は、間違いのない事実でもある。
 そもそもの話、ルナ・ジオンに所属している者の中にはジオン出身者も多い。
 そして俺がルナ・ジオン軍の人間だと思われている以上、元ジオン軍の人間であり、シャアと知り合いであってもおかしくはないのだ。
 ……いや、一時期シーマの部下として活動していたのを考えれば、元ジオン軍というのも決して嘘ではないのだが。

「それは……でも、イザークさんは元ジオン軍じゃないでしょう?」
「さて、どうだろうな。その辺は正直微妙なところだが……取りあえずブライトに自由に行動を許されているというのを察して貰えると助かるな」

 実際には、現在のブライトは俺にそこまで気を遣っていられるような余裕がないから、仕方なく自由にさせているというのが、この場合は正しいだろう。
 もっとも、アムロはその辺についてどこまで知っているのか、俺の言葉に悔しそうな視線を向けてくるだけだが。

「で? アムロはそれが聞きたかったのか? てっきり、俺とメリルの関係を聞きに来たんだと思ったんだが」
「なっ!?」

 俺の言葉に、アムロの口から驚愕の声が上がる。
 何だ? もしかして自分がメリルに惹かれているというのが、知られていないとでも思ったのか?
 それこそ、恐らくメリル本人にもその辺は知られていると思うんだが……うーん、これは言った方がいいのか、それとも少年の純情を大事にして言わない方がいいのか。
 微妙なところだ。

「そ、そ、そんな訳ないじゃないですか!」
「そうなのか? けど、ルナ・ジオンでもメリルは人気があるんだけどな」

 これは完全にブラフ。
 メリルはルナ・ジオン建国前からサイド7にいたので、クレイドルに来た事はない。
 もっとも、メリルの美貌があれば人気が出るのはほぼ間違いないので、全くの出鱈目という訳でもない。
 それこそ、グラビアアイドルとかでもやっていけるだけの美貌と、男好きのする身体をしているのだから。

「え!?」

 アムロが俺の言葉に驚きを露わにし……そして、しまったと思ったのか自分の口を覆う。

「まぁ、俺が言うべき事じゃないけど、フラウだったか? あの女の一件もあるんだから、メリルだけに集中するなよ」

 本当に俺が言うべき事じゃないよな。
 実は10人以上の恋人と同棲して、ホワイトスターにいる時は毎晩のように激しい夜を楽しんでます……なんて言ったら、間違いないなくアムロは俺に突っ込
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