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獣篇V
48 ドSの上を行くドS
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ことをここに誓います。

お互いに指輪をはめあう。

そして、誓いのキスをも。




キスが終わり、双子の名字と名前の話になった。

_「じゃあ彼らの名字は高杉だとして。…私は、職業ネームは久坂で通すわ。戸籍は高杉だけどね。…双子の名前を考えないと。じゃあ…」

_「男子は双樹、女子は沙羅、…なんてどうかしら?」

と私は提案してみた。いいじゃねェか。と返す晋助(かれ)。じゃあ、これに決定!ヽ(´ー` )ノ

双子に向き合う。クリクリの4つのお目々で見つめている。

_「…あなたは、沙羅、そしてあなたは双樹、…私の好きな樹の名前から取ってきた名前よ。」

キャッキャと嬉しそうである。

_「…宜しくね。私はママ、この人はパパよ。…ホラあなた、ご挨拶して。」

宜しくな、と晋助(かれ)が手を握ると、彼らも手を握り返す。なんて利口で聡明な子たちなのだろうか。感動した。

私は、彼らを守る義務がある。
このことが天導衆(やつら)にバレてはいけない。さて、どうしようか。
とりあえずは、真選組に戻らねば。

* * * * * * * * * * * *

そろそろ見廻組が発足するとのことだったので、私は真選組に復帰することになった。勿論、ポジションは監察である。久しぶりに部屋に戻ると、何やら色々な雑貨が置いてある。どうやら総悟のグッズのようだ。文句を言いに行こうと部屋から踵を返そうとする時だった。噂をすればなんとやら、である。

_「アレ、姐さん?…今日から復帰するでィ?」

_「ええ。さっき部屋に着いたわ。…そしたらあなたのらしきグッズがたくさん置いてあったから、ちょうど探していたところだったのよ。丁度いい、あの雑貨、捨ててしまっていいかしらねぇ?」

冷たい微笑(そう見えているかは不明)を浮かべてじっと見ていると、総悟がギョッとして視線を合わせた。

_「ね、姐さん…そりゃァねェぜ…後で取りに行きやすんで、しばらく放置しておいてくだせェ。…オラァ、ちょっくら昼寝(しごと)してくらァ。」

もしもしお兄さん?なんか聞き捨てならねェ言動が聞こえたんですが。

_「…そう。どうやら昼寝(こうむ)?が忙しそうだし?ちょっくらゴミ捨てに行ってこようかしら?…ちょうど部屋を掃除しようと思ってたところだしね。」

じゃあね、と勝ち誇った笑みを浮かべてその場を踵を返して部屋に戻ろうとすると、総悟が慌てて分かりやした、片付けますんで、ご勘弁を。と分かりやすいよいお返事を返したので、今回は特別にお許しを出してやろうじゃないか。

ってか、そんなに大事なものなら自分の部屋で保管しなさいよ。www

_「…よいお返事だこと。じゃあ、私が看ててあげるか
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