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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第十三話
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にボッコされてるのに、他者からそう言われるのは初めてであり、かなり意外だったから。




「そうだよ。だから…衛司は自分に自信を持とう。衛司が思っているより、きっと衛司自身には強さがあるって、私は思ってるから」




そう、僕を真っ直ぐと見て、少し頬を赤らめながら言葉を出したカノンノ。
自分に自信を持て…か…。


「そう……だね…。うん…ありがとう、カノンノ。なんか…元気貰っちゃったみたいで」


「ううん。どう致しまして、だよ」



そう言った後、二人して笑い合う。
そして、僕はスケッチブックをカノンノに渡す。


「……カノンノ」


「………?」


「いつになるか…分からないけどさ……僕、カノンノや皆を守れるぐらいに強くなるよ、絶対に」


そう自分の決意を言って小さく笑っておく。カノンノは少し呆然とした後、何故か顔を真っ赤にしてあわあわとし始めた。

そんな様子を見ていて少し楽しく思ってカノンノの頭を撫でておいた。


――この世界にいて、やっぱり不安もあるけど……それでも、この世界にきて良かったと思った。




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