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衛宮士郎の新たなる道
第5話 日輪の想い
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にしようとしたが、如何しても出来ない。

 「あれ?背丈は?体型は?髪の色は?長さは?・・・・・・・・・・・・どうして思い出せないの?」

 ただ疑問しか残らない燕。

 2人目は随分離れた高層ビルの屋上にて実弾を入れていないスナイパーライフル越しから見ていた誰か。
 そして3人目は・・・・・・。

 「衛、宮・・・士郎。最、上・・・旭。――――お、前らは・・・・・・・・・・・・・ハ、果たして・・・・・・・・・・・我が存在意義をフルうのに・・・・・・・・・・・・・・・相応しいか?救済を望むか?』

 自殺の聖地(メッカ)と言われる川神山の奥にて、今しがた救った(・・・)者達をよそに、その距離から2人を注視していた死神がいるのだった。
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