暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第269話 ユイの探求心と京都旅行
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いた。

「私たちだけ、と言うのもあれだからさ。リュウキ君も一緒に〜、と言う訳にはいかないかな? 仕事だって聞いてたんだけど」
「ん。ああ。オレも京都には行く予定だ。……ちょっとスケジュールが合わないから、一緒に行動って訳にはいかないけど、泊まる場所は同じだ。ん……日程も一緒かどうかは判らないけど」
 
 端末に記載されてるスケジュールを確認。

「それに、その、じょしかい? と言うヤツだろう? 皆だけで楽しんできてよ」
「あははっ、それ女子会〜じゃなくて、女子旅だよー?」

 笑いの落ちが付いた様子。皆で笑いながら、リュウキにお礼を言っていた。

 実はアスナは結城本家を使用させてもらおうかな、と考えていた。広大な屋敷で、部屋は嫌と言う程余っている。頼めば許可は下りるだろう、とも踏んでいた。……でも、如何に本家とは言っても、今提示されてる老舗高級宿と比べたら………申し訳ないですが、霞んでしまいます。はい。


 そんなこんなで盛大な旅行になる予感! と言う訳で皆楽しみだと大いに盛り上がった。
  メンバーで言えばシノンも一緒に、と誘っていたのだが、実家に帰る予定だったので残念ながら次の機会へとなった。(十分残念そうにしていたシノンだったが、リュウキも一緒に泊まるかも? だったら、もっと…………と言うのは別の話)














 そして京都旅行ではまさに怒涛の強行ツアーだった。

 スリーピングナイツの皆の為に、其々の希望する場所へ向かう。

 清水寺では、ユウキが『ALOで再現してくれた飛び降りるのに〜』と言ってみたり、金閣寺の金を見て『すっごくゴージャスっ!』っと目を輝かせたり、予算がかなり浮いて可能になったまさかの県外。奈良県にまで踏み込みんで見てきた東大寺の奈良の大仏を前にして『次の層のBOSSは大仏だったりして!』と言ってみたり、と大はしゃぎだった。

 3泊4日の旅行日程にぎゅーーーっと詰め込んだ。

 まさに怒涛の2文字が相応しかった。

 そしてその最終日の旅館にて。


「いやー、疲れたわねー」

 ふぅ、と大きく息をつくリズ。それをプローブ越しに見ていたスリーピングナイツの皆は口々に謝罪とお礼の嵐だった。

「いやいや、なんのなんの」
『ほんとありがとうございますー』
「あはは。良いですよ。私たちも凄く楽しかったですからー」
「うんうん」

 疲れた顔はしてても、皆笑顔なのは変わらなかった。

「さ、お風呂行こっか」
「おおっ 風呂だーーー!」
「リズさん……」

 もろ手を挙げて突っ走っていったリズ。苦笑いをしながらついていくシリカ。アスナとレイナ、リーファも同じく。

 大きな大きな豪華な露天風呂にざ
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