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地球防衛軍VーARC5555が民間人として転生しましたー
Goodbye, my peaceful life
脱出・中編
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ハッチから乗り込み、起動させる。

ショトガン兵「残りは誰が乗る?」

兵士A「俺は歩兵だ! コンバットフレームの操縦なんてしたことでないぞ!」

火炎放射兵「俺もだ……」

兵士B「まあ二機でも十分じゃないか?」

軍曹の部下がそう言ったとき、ファイブスが手を挙げた。

ファイブス「俺が乗ろう。似た用な兵器を操縦したことがある。軍曹、かまわないな?」

軍曹が機体の外部スピーカーで応答した

軍曹『本来なら許可できないが………この状況だ、乗ってくれ!』

ファイブスは軍曹と同じように後ろのハッチから乗り込む。

中にマニュアルの冊子があったのでそれを取り出す。

ファイブス「起動は……このスイッチか」

ファイブスがスイッチを押すと『EDF』のロゴがメインパネル下の機体制御パネルに出る。するとシステムチェックが始まった。


ーDrive system・・・・・・OK
 

ーAircraft motion control・・・・・・OK
 

−Power furnace・・・・・OK 
 

−Until the operation stops 16:12:42


−Fuel remaining 99.89%


ーcondenser・・・・・OK  


−Charge state 90 %


−Propellant 1200% MAX

 
ーBattle support AI・・・・・・Start-up

一連のチェックを30秒程度で終わらせ、ミストラルの動力が唸りを上げて起動した。

すると内部のスピーカーから声が出る。

???『ミストラル起動。私は戦闘支援AIの《ハードケース》です』

ファイブス『俺はファイブスだ。よろしく頼む《ハードケース》いい名前だ』

《ハードケース》と名乗ったAIがファイブスの仲間の名前と同じだとは彼以外知らない。

ファイブス「《ハードケース》、機体の操縦を教えてくれ」

ハードケース『了解しました。まずは−』


 −30分後−


軍曹「いい動きだ。さあ、いくぞ! ゲート解放!」

それぞれ操縦を学んだ軍曹とエアレイダー、ファイブスがゲートの前に並ぶ。

軍曹「さっきの道に戻ればすぐに地上だ。いくぞ!」

エアレイダーが機体の腕に他の仲間を乗せてキャタピラで移動する。

ファイブスと軍曹は歩くというより走ってすすむ。

しばらく直進していると軍曹が無線と外部スピーカーで
行き先を伝えた

軍曹『この先を右に曲がれば地上に出れる!』

曲がり角の少し奥で突然、天井が崩れ、大量の怪物が現れた。

兵士C「畜生! あと一歩なのによぉ!」

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