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ヘタリア学園
第七千四百九十八話  軍事制限

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第七千四百九十八話  軍事制限
 第一次世界大戦の後です、ドイツは多額の賠償金と領土の削減だけでなく軍隊にも制限をつけられました。
 プロイセンはその状況に言いました。
「これはどうなんだよ」
「とんでもない制限だ」
「これじゃあ何も出来ないな」
「全くだ」
 ドイツも暗いお顔で応えます。
「戦車も航空機も艦艇もだ」
「本当に全部だよな」
「制限されている、陸軍大学も参謀本部もだ」
 ドイツ軍を支えたそうした機関もです。
「解体させられた」
「これじゃあもう俺達は軍隊も駄目だな」
「経済は賠償金がある」
 この問題が物凄く大きいです。
「そしてだ」
「賠償金もなんてな」
「辛い、だからだ」 
 それでというのです。
「俺達はどうすればいいか」
「わからねえな」
 こんな状況でした。 
 一次大戦終了後のドイツは軍隊も絶望的でした、もう再建は不可能かという位に。


第七千四百九十八話   完


                2019・1・2


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