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魔法が使える世界の刑務所で脱獄とか、防げる訳ないじゃん。
第一部
第20-2話 新年魔法大会【スピードボード 其の二】
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「こっちゃん! 俺も負けないかんなぁああ!!」
ジャンプ台を二番目に飛び降りた青藍さんが叫ぶ。後ろに腕を伸ばすと、掌に水が生成される。すると、それが後ろに向かって一気に放出される。
その推進力と勢いで、青藍さんはまた琴葉の横に並んだ。
どうやら、ここの看守は皆魔法の扱いが通常の五倍くらいらしい。俺から見て、だが。
そのまま三周目、四周目と、琴葉と青藍さんは並んだままで、後ろの看守達と大差を付けながら回る。
そして、五周目の五連続カーブに来たときだった。
他の周と同じ様に、魔法で阻害される。それを障壁で撃ち落とす―――はずだった。
「……はッ!?」
魔法が発動される。が、桃瀬さんと柴田さん、黄瀬さんが放った魔法が融合し、それが青藍さんの近くの水面に落ちる。
―――それの所為で、青藍さんのボードの操作が効かなくなった様に見えた。
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