659部分:最終話 愛の死その十
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
この世での生が終わればわかる」
このうえなく優しく、そして王がこれまで生きた中で最も満ち足りた顔での言葉だった。
「その時になればな」
「その時とは」
「私は今から私の行くべき場所に行く」
そうしてだというのだ。
「そしてそのうえでだ」
「そのうえでとは」
「王になるのだ」
その場所でもだ。そうなるというのだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ