暁 〜小説投稿サイト〜
魔法が使える世界の刑務所で脱獄とか、防げる訳ないじゃん。
第一部
第18-2話 新年魔法大会【書き初め】
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「フン……こんなこと、簡単だろう」
シンが魔法を発動する。俺が考えたやり方と同じ順番で文字を書いていくと、琴葉や要には劣るものの、綺麗な字だった。
それに続いてグレースとハクもやると、途中で魔法の制御に失敗したのか、小さい爆発が起こっていた。
俺はと言うと、もう書ける気がしなかったので、一人でコソコソと書いて、すぐに隠し―――
「ド下手だ」
後ろからグレースに見られ、急いで折り畳む。グレース達と同じ……くらいじゃないかよ! 嘘だが。
まぁ、上手い作品を二枚提出すれば良いんだ。俺の何か必要ない。
◆ ◆ ◆
「結果発表だぜぇぇええ!! 一位は僅差で一舎だぁッ! 二位は四舎、三位は三舎、四位は二舎―――」
一位通過か……良かったなぁ。
スクリーンから見えないところで、また看守四人が喧嘩をしていた事は、言うまでも無いだろう。
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