暁 〜小説投稿サイト〜
永遠の謎
658部分:最終話 愛の死その九
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
の端に寄せ少しずつ慎重に進む。そうしてだ。
 王のすぐ傍まで何とか来た。そのうえでだ。
 ホルニヒがだ。必死の声で王を呼んだのである。
「陛下、お待たせしました」
「ホルニヒか」
「早く小舟に」
 こうだ。手を差し出してさえ王を呼ぶのだった。
「お急ぎ下さい、早くこの舟に」
「これが忠義、そして愛情だな」
 王はホルニヒに応える前に呟いた。そうしてだ。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ