655部分:最終話 愛の死その六
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
の策略が功を奏したのだった。
その僥倖に感謝しつつだ。彼等は。
そっと王の部屋のところに近付く。するとだ。
鋭い王は人の気配に気付いた。そうしてだった。
窓のところに出る。そして彼を見たのだった。見てすぐにだった。
全てを察していたことを隠し仮面を被ったうえで。彼に尋ねたのである。
「何故ここに来たのだ」
「申し訳ありません。ですが」
「私を救いに来たというのか」
「はい」
窓越しにだ。王に答えたのである。
「その為にです」
「済まないな」
王は仮面のままで彼に礼を述べる。しかし彼はそのことに気付かない。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ