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地球防衛軍VーARC5555が民間人として転生しましたー
Goodbye, my peaceful life
破られた平穏
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先輩「君が募集広告で来た新人かい? 今日は基地内の車両誘導だ。見学ツアーと地域交流会が今日はあるから忙しいぞ」
ファイブス「了解だ。しかし、この基地は広いな」
先輩「まあね。ここは地下倉庫でコンバットフレームや戦車等の兵器や弾薬もしまってある注意してくれ。こんな場所で悪いが、軽く研修をしよう」
ー30分後ー
先輩「以上が今日予定とかだ。じゃ、仕事にかかろうか。場所まで案内するよ」
ファイブスは先輩に付いていき、大型ゲートの前に行った。
EDF兵士『か、怪物だぁぁぁぁ! 逃げろ! 逃げろ!』
先輩「気にしないで。大丈夫だよ」
ファイブス「ひとついいか?(今の声は完全に恐怖で震えていたぞ…….)」
先輩「なにかな?」
ファイブス「この基地は嫌な感じが充満している。気をつけた方がいい」
先輩「大丈夫だよ。君も面白いこと言うね」
冗談じゃないんだが…………ファイブスは心で愚痴った。
ゲートが開こうとした時、突然停電が起きた。
先輩「照明はすぐになおるよ。ゲートが開いた、よし、行こう」
先輩「ここは車両用の通路だ、気を付けて。この通路は兵器に合わせ作っているんだって、人間には大き過ぎるよ…………………また停電? ヘルメットのライトをつければ大丈夫」
ファイブスはヘルメットのライトをつけながら、腰のポーチのファスナーを開けた。中には『DC-17ハンドブラスター』が入れてある。神様からのプレゼント。
先輩「コンバットフレームがきたよ、気を付けて」
スピーカー『非常事態発生! 非常事態発生! これは訓練ではない! 繰り返す! これは訓練ではない!』
先輩「本当に何かあったのかな……ここを曲がろう」
ー地下倉庫前ー
先輩「そう緊張しなくていいよ。この奥うわっ!」
先輩がゲートを開けるため、パネルを操作する。
ゲートが重々しく開こうとした時、ファイブスはとっさに左手で先輩の服をつかみ、横飛びでゲートから離れた。右手にはポーチから抜いたDC-17ハンドブラスター
すぐに振り向き、開いたゲートから出てきた『巨大な黒蟻』4匹に躊躇なく撃った。
拳銃サイズのブラスターとはいえ威力は充分である
15発撃って、黒蟻を全滅させた。
ファイブス「怪我はないか、ルーキー?」
先輩「君は何者なんだ! でもありがとう。助かったよ。あと俺はルーキーじゃない」
???『銃声だ! 仲間が怪物に襲われている! 救助に行くぞ!』
???『Yes Sir!』
−30秒後ー
???「これはどういうことだ?、上等兵、これはお前が?」
上等兵(先輩)「いえ、軍曹。彼が助けくれました。特殊部隊並の腕であっさり怪物を倒しました」
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