636部分:第三十六話 大きな薪を積み上げその十三
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その彼はここでだ。声をやや、僅かであるが弾ませて述べた。
「陛下は退位によって救われます。ですから」
「悲劇ではなくなるか」
「そうなるのではないでしょうか」
「そうだな。悲劇は終わるな」
大公も彼のその言葉に頷いた。大公は王を知っていたが全てを理解できている訳ではなかった。それでこう言ったのである。
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