第一章
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「うむ、干し飯か」
「これを食わせてくれるのか」
「そうしてよいのか」
「どうぞ」
「そうか、わかった」
「ではもらおう」
「済まぬな」
鬼達は橘に一礼してから干し飯を受け取った、そうしてだった。
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