第4話 忘れた筈の悪夢 その二
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音がそれだとはなー?これからの関係性も考える為にも、今日もナ・カ・ヨ・クOHANASIながら自分と登校しようか?」
「ふぇええええぇええええ!!?」
『待ってくれ、後生だ!まゆっちは何も悪くねぇんだ!如何か制裁を受けるならオイラに――――』
朝から何時も通り最速でカオス空間を作り上げる風間ファミリーであった。
「皆ーー!」
「いってらっしゃいませー!」
「「「いってきまーす!」」」
クッキーとメリッサの挨拶に、色々取り込んでいる女性メンバー以外の男子3人だけが元気良く返してから行った。
そこに、明らかに時間をずらしてから行こうとしていた源忠勝が出て来た。
「朝からよくあのテンションが出せるぜ・・・」
「皆さんもう行かれましたけど追い駆けなくていいんですか?」
「い、いえ、その」
「あーいいのいいの。人には人のペースがあるから、彼にはキャップたちのテンションに乗っかって行くのが嫌なだけさ」
「成程。ですが忠勝も気を付けて行ってらっしゃってくださいね?」
「う、うす」
いくらメリッサを性的な目で見ていない忠勝も、彼女の美貌の前にはどうしても気後れしてしまうのだった。
「よし、皆行った」
「では、今日こそは貴方を倒してみせましょう。クッキー」
「フフ、望むところだよ?」
どちらがより完璧かつ素早く掃除洗濯などの家事をできるか、1人と1体の真剣勝負が此処に幕を開けた。
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