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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第45話 再会の二人、イッセーとイリナ!
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「ううっ……ねえ小猫ちゃん、私達にもそれを分けてくれないかしら?」



 コロコロと表情を変えながらお刺身を食べる小猫ちゃんを見ていたゼノヴィアさんとイリナさんは、辛抱堪らなくなったのか小猫ちゃんにお刺身を食べさせてほしいと頼んだ。


「ふふっ、勿論ですよ」


 小猫ちゃんは笑顔で承諾すると二人にイカマグロのお刺身を差し出した。


「う、美味い!こんなに美味い魚を食べたのは初めてだ!」
「どうしよう、こんな贅沢したら主に怒られてしまうわ。でも止められない……?」


 初めて食べるグルメ食材の味に、二人はすっかりはまってしまったようだ。


「祐斗さん、ちょっと手伝ってもらってもいいですか?」


 小猫ちゃん達を見ていたボクに、ルフェイさんが声をかけてきた。


「どうしたの、ルフェイさん?」
「蟹ブタやねぎま鳥などのお肉を焼きたいので火を起こせる魔剣を作ってくれませんか?私の魔法でもいいんですけど師匠が食べる分となるとかなり焼かないといけないので」
「なるほど、それだったらお安い御用だよ」


 僕はルフェイさんと協力して蟹ブタやプチ玉牛などの肉類を焼いていく、そしてアーシアさんは近くの炊飯器でプラチナ米を炊いていた。
 因みに電気は僕の魔剣で作っている、でも最近こういう使われ方ばかりしているような気がするなぁ、まあ別にいいんだけどさ。


「皆さん、お肉が焼けましたよー」
「う、美味い!このベーコンのような野菜、野菜なのに肉汁が溢れてくるぞ!」
「この黄金のバナナ、とっても甘くてジューシィだわ!」


 ルフェイさんが皆に声をかけるがゼノヴィアさんはベーコンの葉を、イリナさんはゴールデンバナナをそれぞれ幸せそうな顔をして食べている。食べるの早いね……


「おおっ!肉か!俺にもくれ!」
「はい!ご飯もいっぱいありますから沢山食べてくださいね」
「私達も負けていられないぞ、イリナ!」
「ええっ、食べて食べて食べまくるわよー!」
「お魚も焼きましょう」


 アーシアさんによそってもらったご飯茶碗を受け取ったイッセー君は、モリモリとお肉やご飯を食べ始める。それに負けじとゼノヴィアさんとイリナさんも食べ始めた。
 小猫ちゃんは肉を食べながら魚も焼いて食べていた、四人共ペースが速すぎるよ。


「あはは、早く食べないと僕達の分が無くなってしまうね」
「そうですね、私達も頂きましょうか」
「そうだね、アーシアさんも一旦食べようよ」
「はい、頂きますね」


 僕達は時間が過ぎるまで思い思いにグルメ食材を食べ続けていた。



―――――――――

――――――

―――


「ぷはぁ!食った食った―――!!」

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