敗れた天才
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大魔王を引き離し魔王軍本隊のボナパルトを討ち取るリバイアの作戦、誰もが勝利を確信していた。しかるに魔王軍を崩せず、リバイアすら予測できない速さで戻った大魔王。さすがのリバイアも退却せざるを得なかった。
子分頭「おーい、負け犬ノエルどこー?」
頭を丸めたノエル
子分頭「ちょwwwなんで丸坊主www」
ノエル「ボナパルトを侮ったために負けた、先代に合わせる顔がない。だが逃げるわけにはいかん」
…
ノエル「失礼致します」
リバイア「その頭も悪くないね」
ノエル「私がボナパルトを倒していれば、先代の無敗伝説に傷をつけることもありませんでした、腹を切りお詫び申し上げます」
リバイア「いや、君に落ち度はない。むしろ奮闘してくれたのは良く分かっている」
ノエル「なんと!」
リバイア「ボナパルトは紛れもなく兵法の達人、仲達と同等と言って良い。僕は全力を出して負けた。腹を切るとしたら僕の方だ」
士元「やめろ、兄弟としても大公としても、リバイアさんの処罰は禁ずる」
とかげ先生「…ん?えー…そうだ、ボナパルト!すぐにリバイア様に降伏するんだ!さあこの白旗を持って…」
ボナパルト「お目覚めですか」
とかげ先生「あれ?」
ジョーカー「すげぇよとかげ先生、ボンから聞いたぜ、あっという間にリバイア得意の八卦の陣を組んで、ノエルを止めたんだろ」
とかげ先生「バカな!あれはリバイア様以外には仲達くらいにしか組めないはずだ」
ジョーカー「シーザーもできたぞ」
とかげ先生「シーザー様なら…」
ボナパルト「複雑すぎて、僕にはできません」
とかげ先生「うーん、よくわからんが、ボナパルトが上手くやったんだろう。お前は計り知れん」
リバイア「ぐへへ」
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