599部分:第三十四話 夜と霧とその二十二
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王はここで遠い目になった。そうしてだ。
そのうえでだ。ホルニヒにこうも述べた。
「私もまた」
「陛下もとは」
「間も無くかも知れない」
こうも言うのだった。
「眠るのは。いや」
「いや?」
「旅立つのだろうな」
これが王が果たし終えてからすることではないかというのだ。
「そうなのだろうな」
「旅立たれるのですか。陛下は」
「そうなるのだろう」
王は憂いのある顔になりホルニヒに述べた。
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