594部分:第三十四話 夜と霧とその十七
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
すが」
「そうだ。そこでも戦いを好まれない」
「平和を愛することはいいことです」
誰もが認めることだった。これは。
「しかしそれでもです」
「建築は。戦いと同じだけ」
「芸術にしてもです。あの方の御満足だけですから」
「あの城についてだが」
ふとだ。大公はここでだった。あの城達、王が築かせているその城について述べた。
「あの方の全てが投影されているな」
「あの方のご嗜好やそうしたものがですね」
「御趣味もな。だから全てだ」
「それが何か」
「あの城達はあのままでいいのではないだろうか」
「?といいますと」
大公の今の言葉にだ。ホルンシュタインはだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ