578部分:第三十四話 夜と霧とその一
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かな微笑みでだ。王はそうだと答えた。
「その通りです」
「では皇后様にそのことをです」
「お伝えします」
「そうして下さい。シシィにとっては里帰りです」
ヴィッテルスバッハ家の生まれだからだ。そうなるのだった。
「人は故郷をどうしても恋焦がれるものです」
「だからこそ戻って来られたのですね」
「このバイエルンに」
「私の故郷はここです」
今いるそのヘーレンキムゼーだとだ。王は言うのだった。
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