第12話:激怒
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的瞬間!!デジタルワールドの希望の未来を予感させるようではないかね!!」
「(……随分とわざと臭い言い方だな。これはスパロウモンが嫌うわけだぜ…)」
「薄ら寒い芝居は止めろ!!貴様とは組まんと言ったはずだ…!!」
キリハはダークナイトモンの言葉を芝居と称して一蹴し、それを聞いたダークナイトモンは溜め息を吐いた。
「付き合い悪いな君は」
「あなたはどう?タイキ君、大輔君。私はあなた達とこそ同盟を結びたいと考えていたわ。リリスモンの力は見たでしょう…?あれでも直接的な戦闘能力は三元士の中で一番低いと言われているわ。そしてその上には皇帝バグラモンが控えている…。」
「(あの馬鹿げた強さで三元士最弱なのかよ…確かに戦力アップは必要だ…ダークナイトモンのことが無けりゃあな)」
「バラバラに戦っていてはとても勝ち目のない戦いだわ。私達は協力して彼らと戦っていくべきだと思うの…」
「…確かに…ネネさんの言ってることは正しいですよね。ダークナイトモン…いや、スカルナイトモンやデッドリーアックスモンとの取り引きのことが無けりゃあ同盟もいいかなと思います。ネネさん…あんたの妹さんを助けるためにスカルナイトモンとデッドリーアックスモンと…一体どんな取り引きをしたんですか?」
「っ!!…スパロウモン…!?」
大輔がコトネやダークナイトモンと取り引きをしたことを知っていることにネネはスパロウモンに振り向く。
「ご…ごめん。ついうっかり喋っちゃった…」
秘密をついうっかり話してしまったスパロウモンは気まずそうに謝罪する。
「他にあんたの妹さんを助ける方法はないんですか?何だったら俺も一緒に探します。」
「妹?」
「(何の話だ…?)」
タイキとキリハが疑問符を浮かべながら大輔を見遣る。
大輔はタイキ達の視線に気付きながらも構わず言葉を続ける。
「上手く言えませんけど…凄え嫌な予感がするんです。スカルナイトモン達との取り引きが!!」
「これはまた嫌われたものだ…私は1人の紳士としてこのデジタルワールドの平和を取り戻したいだけだよ!そのためにこのネネや君達、他のジェネラルとも手を取り合いたいと思っている…」
ダークナイトモンの言葉にキリハは嘲笑を浮かべながら口を開いた。
「ふん!よく言う…!!スノーゾーンでそいつらとタクティモンが鉢合わせたのも貴様らのお膳立てじゃないのか…!?帳尻合わせに俺まで呼びつけておいてな…大方、XローダーかD-3X、コードクラウンに細工でもして…利用する駒として工藤タイキ達やそのデジモン達の実力を確かめたい…あるいは引き出したいと思ったのだろう。」
「(あ〜…あの時か…でもタクティモンと戦わなかったら俺達はここまでパワーアップ出来なかっ
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