第9話:スイーツ地獄
[3/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
…お砂糖は最高のエネルギー源でしてよ?ここのスイーツで滋養をつけた我が精鋭達がバグラ軍の侵入を防いでいるのです!!」
「ふうん、あんた達は見かけによらず強いのね」
「まあ、テイルモンも見た目は成長期だけど成熟期だから強いしな」
「でも、それだとコードクラウンは貰えないな…」
賢の呟きに大輔も頷く。
「バグラ軍を倒した時のお礼って形でコードクラウンを貰ってたしな。流石にバグラ軍に侵攻されてないゾーンのまでは…」
「いえ!このデジタルワールド全体を救うために戦っておられるタイキ様達に…このコードクラウンをお預けすること。私は異存ありませんわ!」
「えっ?じゃあ…」
「貰っちゃっていいのコードクラウン!?」
「ただし…このコードクラウンを託すためには…スイーツゾーンに伝わるある試練を乗り越えて頂かなくてはならないのです…!!」
「試練?」
「いかにも!!」
ウェディンモンの後ろのカーテンが開き、とてつもない大きさのウェディング・ケーキが姿を現した。
「このゾーン最強のスイーツ…!スーパーウルトラミラクルダイナミックスペシャルワンダーギャラクティカパワフルギガンティックウェディング・ケーキ…一気食い!!」
「「「ええええええ!!?」」」
とてつもない大きさのウェディング・ケーキに全員の目が見開かれた。
「てっぺんが見えねえぞこれ!!これタイキと大輔と賢だけで食えっつうのかよ!?」
「一緒に人間界からいらしたお仲間には力添えを認めましょう…ですがデジモンは手出し無用!!これはあくまでジェネラルの資質を試すものなのです…!!」
「オ…美味シソウ…俺モ食ベテミタイ…」
「そ、そんな…うぁあああんまりだあああああ…」
「俺は見てるだけで胸焼けがしてきたぜ…」
「正直見るだけでお腹一杯だわ…」
バリスタモンとブイモンは涎を垂らし、ドルルモンとテイルモンは見てるだけで辛そうである。
「…やるしかねえか…タイキさん、賢、ゼンジロウさん、アカリさん…!!やりますよ!!」
【おう!!】
大輔達が超巨大ウェディング・ケーキを食いきると言う大試練に挑む。
「あれ?そう言えばヒカリはどこに行ったんだ?」
「ああ、ヒカリ様でしたら、生クリームまみれでしたので先程…」
ブイモンがヒカリがいないことに気付き、近くのショートモンに尋ねる。
ヒカリのいる場所は言うまでもなく。
「うーん…カモミールの良い香り…」
「キュ〜♪」
生クリームまみれとなったヒカリは身体についた生クリームを落とすために風呂に入っていた。
何故かキュートモンも一緒である。
「スイーツは美味しくてお風呂は良い香りがして、平和で
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ