第28話。変人と混沌。
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
う存在だから。
「留まるっていうのは?」
「なに、若干逃げたそうにしとったさかいに・・・・な?」
そういってウインクしてやると、目をそむけるシッキー。キモかったんか。スイマセン。
「・・・・包帯買ってくる。」
「ほ?」
「いや、アルクェイドの傷がさ」
そう言ってアルクェイドの服から血がにじんできているのを指差す。
「クッ、ククッ。そうかい。そうかい。ほな、はよ行ってき」
「ああ。行ってくる。」
バタバタと出ていくシッキー。
「自分で殺しといて包帯かいな。クックック。こりゃシッキー二重人格かなんかやな」
しばらくしてアルが目を覚ました。
「おはようさん。夜やけど」
「おはよう。私吸血鬼だから合ってるわよ?」
「なるほど。面白いやんか。」
軽く寝起きのあいさつをしてから、真祖の姫は
「志貴は?」
と聞いてくる。・・・・なんだろ、なんかおもしろくない。
まるで答えるかの様に扉が開き、志貴が入ってくる。
アルはあんちゃんに外に出ると危険だと怒り、あんちゃんが包帯を買ってきたと言うとアルはいい人ねと言って笑いかける。
・・・・なんだろ、なんかおもしろくない。
もやもやしていると、ホテルにゴチャゴチャした死徒が近づいてくる。教授が!教授が来る!!
ネローきっとくるーきっとくるー。ガチホラ―なんですけど。
アルとシッキーはナイフ取り出してなんかやってるけど、俺は一般市民がホァーされないように行きますか。
「アルー。」
「なに?晋吾」
「ちょっと教授とホァってくるわ」
「?????」
ロビーにつくと阿鼻叫喚の巷と化していた。
具体的には開かない扉をドンドン叩きながらジワジワと詰め寄るワンコに怯える人々。
恐慌にかられる皆さんを見て悦ってるのか教授?趣味悪いぞ。
とりあえず、相棒を取りだし、魔力放出+魔力硬化でワンコを消して入り口の自動ドアをたたき割る。
雪崩のように割れた自動ドアから人が逃げ出す。これ、隠匿とかどうすんのよ?まぁ、教会と協会のどちらの仕事か知らんがガンバレ。
「ほぉ、使徒アポストロス か。」
「よぉ、ゴチャゴチャしたの。」
「ゴチャゴチャ・・・・まぁ、間違えではないが」
カウンターを背にたたずむ混沌カオス。
「幸運だな私は。貴方を取り込むことができれば、根源に至るどころか、『会える』ことができる」
「幼女メッチャうるさいで?イケメンツンデレだし。」
「ほう。して、どちらが?」
「教授的に会いたいのは幼女の方やろ。魂関係やし。」
「なるほど。リトルレディのエ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ