第7話:シャウトモンX4
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ブイモンが威張る隣でシャウトモンがドルルモンに駆け寄る。
「おい遅えよ!!美味しい所だけ持ってく気かぁ!?」
「…ジェネラル、タイキ殿。戦士ドルルモン…義によって参戦仕る…!!…何てな!もうしばらく世話になるぜタイキ!!俺としたことが小難しく考え過ぎていたようだ…!守りたい物がそこにある…戦士が戦う理由なんてそれで充分なのにな…!!」
ドルルモンの言葉にタイキは笑みを浮かべた。
「ああ…よろしくドルルモン…!」
「戦場に茶番劇を持ち込むのがよくよく好きなようだが…そんな奴1人増えたところでこの戦力差を覆せるか…!?」
「さあ、どうかな…?大輔達は休んでいてくれ!!後は俺達がやる!!シャウトモン!スターモンズ!!…バリスタモン!!ドルルモン!!デジクロス!!」
「バリスタモンSR(シクステッドランチャー)!!」
「シャウトモンSH(スターホイール)!!」
バリスタモンとドルルモンのデジクロスはバリスタモンをベースにした6つの砲門を持つ姿。
シャウトモンとスターモンズのデジクロスはシャウトモンが武器化したスターモンズをシャウトモンが握っているような姿である。
「さぁっ…行っくぜええええええ!!!」
武器化したスターモンズをプロペラのように高速回転させ、シャウトモンX2どころかサジタリモンに匹敵する速度でグレイモンに突撃した。
「何だっ…!?こいつスピードが…!!くそっ、チョコマカとっ!!」
シャウトモンSHはスピードを活かしてグレイモンを撹乱する。
グレイモンは尾を振り回したりして薙ぎ払おうとするが全て空振りで終わる。
「あんな簡単なデジクロスでサジタリモンに匹敵する高機動形態だと!?」
「フン!俺が捕まえてやるっ!!」
「させるかっ!!」
「シクステッド・ストーム!!」
バリスタモンSRがグレイモンに加勢しようとするメイルバードラモンに一斉掃射をし、近寄らせない。
「ぬおおおおおおおお!!?」
「バリスタモンSR…凄い火力だわ…!!」
ヒカリに抱き締められたテイルモンはバリスタモンSRの火力に舌を巻く。
「(かなりの高威力…!そ…それに何という連射だ!!俺の装甲では連続で喰らえば一溜まりもないぞ…!!くっ…これではグレイモンに近付けん!!)」
キリハはグレイモン達の戦いを見ながら状況の分析をしていた。
「(スピードでグレイモンを翻弄し、火力と射程でメイルバードラモンを寄せ付けない…。一見戦力差を埋め、互角の勝負に持ち込んだように見えるが…あの武器にグレイモンに致命的なダメージを与える威力はない!!いつかは逃げ切れずに攻撃を喰らう…)」
確かにメタルグレイモン時には劣るが、時間が経てばグレイモン
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