第6話:物質融合
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かい刀の名前ですか…?」
「そうだ…あの刀、蛇鉄封神丸は一度抜かれればそのあまりの威力にゾーンその物を崩壊させてしまうと言われている…故に奴は自らそれを封印しているのだ。荒唐無稽な噂話だが…信じるか?本宮大輔」
「(…あの戦いを見た後だと、あながち噂だとも思えないんですけど…)」
「あんな化け物みたいな強さを見たらただの噂話とは思えないですよ。あの刀って、そんなにヤバい物だったのか…」
「怖じ気づいたか?本宮大輔?」
「ん〜…そりゃあ怖い気持ちもありますけど、それ以上に本気のタクティモンと戦って勝ちたい気持ちの方が強いです!!負けっぱなしなのは性に合わないんで!!」
「「大輔君!?」」
大輔の予想外過ぎる発言にアカリとヒカリが思わず叫んだ。
「ふっ…やはり俺の見込んだ通りだ…此方も全力で行かせてもらうぞ!!メイルバードラモン!!グレイモン!!デジクロス!!」
「メタルグレイモン!!」
グレイモンとメイルバードラモンがデジクロスし、メタルグレイモンとなって襲い掛かる。
「メタルグレイモン…俺達の知ってるメタルグレイモンよりパワーがありそうだな!!頼んだぜパイルドラモン!!」
「おう、勝負だ!!エスグリーマ!!」
「トライデントアーム!!」
メタルグレイモンの超高温の爪とパイルドラモンのスパイクがぶつかり合う。
「やるな!!」
「そっちこそな!!」
パイルドラモンは距離を取り、生体砲を構え、メタルグレイモンも全兵装を展開した。
「デスペラードブラスター!!」
「ギガデストロイヤー!!」
2体の必殺技が激突する。
威力はパイルドラモンが上回っていたためにメタルグレイモンが多少だが、ダメージを受けている。
「ぶわっはっはっはっは!ギガデストロイヤーを押し返しやがった!面白くなってきたぞ!!」
楽しそうなメタルグレイモンに対し、パイルドラモンは顔を顰めている。
「(まずい…そろそろ限界だ…このままだとデジクロスが解除される。)」
タクティモンとの戦いで相当体力を消耗したパイルドラモンは生体砲に触れる。
それを見たメタルグレイモンも全兵装を展開したが…。
「デスペラードブラスター!!」
砲撃はメタルグレイモンではなく地面に放たれた。
「何!?」
予想外の行動にメタルグレイモンとキリハが目を見開き、煙が晴れた時にはパイルドラモンや大輔達はいなかった。
「逃げたか…」
「んなああああ!?俺はまだ全然楽しみ足りんぞおおおお!?」
「奴はタクティモンとの戦いで消耗していたからな…」
「負傷した他の戦力のことも考慮し、このまま戦い続けては敗北の可能性があると判断したか。」
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