572部分:第三十三話 星はあらたにその十七
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」
「そうだ。ここはまさに彼の歌劇場なのだ」
舞台を観つつだ。王はホルンシュタインに話す。
「さて、それではだ」
「開幕ですね」
「貴賓席に移ろう」
王がいるべきだ。その場所にだと話してだ。
そうしてだった。開幕を待った。やがてだ。
上演がはじまった。ジークフリート、指輪の主人公が出るその舞台を王は観るのだった。気が遠くまで待ったその舞台を観てだ。王は至福の時を迎えた。
最後のジークフリートとブリュンヒルテの抱擁の後で一日置き再び上演があった。今度は最後の神々の黄昏の上演だ。王はその最後も観た。
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