おまけ 鉄砲水の軌跡
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定評のあるGX二次、なんて前評判を聞いて書き始める前は正直ちょっと怖かったんですよね。実際書き始めるとこれはこれで楽しいものなので、迷ってる人はぜひ投稿を始めてみましょう。この4期というくくりの中でなんといっても印象深い回は現戦……と、万丈目対エドですね。
まず後者の話からすると、当初は無難にダスクユートピアガイと白黒アームドを出す程度で終わらせるつもりでした。ほかにやりたいことも特になかったし。が、その少し前に公式からのデュエリストへの挑戦(と私は受け取りました)こと悪魔合体の申し子、アームド・ドラゴン・カタパルトキャノンが爆誕。「やあぁーってやろうじゃないかオラァァ!」と本気になった結果として前後で2話に分けるほどなっがい回になってしまいました。楽しかったのは間違いないけれど後書きにも書いた通りまだ出したりないモンスターはいっぱいいたので、あれでもまだちょっと消化不良ですが。
で、現戦の話です。あの終わり方そのものは、かなり初期から決めていました。ですがそれってどうなんだろう?と自分でもここにたどり着くまでに散々迷い、それでも最終的に初志貫徹する形で決まった彼らの恋の、そしてデュエルの結末でしたが、私がこの作品に込めてきた思いを全て出し切ることができた回だと私自身は自負しています。試合に勝って勝負に負けて、最後の決まり手は未来への思い。後悔はありません。
初出オリキャラ
20、『彼女』
本編開始前にダークネスの罠により死傷者4人の自動車事故を引き起こす原因となり、自責の念から唯一の生き残りであった当時の清明に自らの生命力をすべて受け渡し、死してなお残った後悔や悲しみの残留思念をダークネスに分捕られた転生者狩り。すべての始まりとなったこの人が最後のオリキャラ紹介枠になるこの流れ好き。現の名前は本来、彼女の本名でした。
……ならば本編ラスト、自らを現と名乗り愛する者との戦いを経て自らの意志で散っていった彼女の人格は夢想と現、厳密にはどちらのものだったのか?どちらのものでもあり、どちらのものでもないんでしょう、多分。身もふたもないけれど、こういう話はあまりはっきりさせない方がいい気がします。これに関しては、聞かれても答えませんよ私は。
よし、こんなところですかね。改めまして、最後に一言ご挨拶を。
これまで長らく遊野清明の物語に付き合っていただき、ありがとうございました。私1人だけでは、これだけ長い期間1つの話を書き続けることなどできなかったでしょう。幾度となく頂いた感想、指摘、応援、あるいはお気に入り登録。そういったものの1つ1つが、執筆者としての私をつくる血であり肉でした。
この物語はここで幕を引きますが、またよろしければ次の作品でお会いしましょう。
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