第七千四百八十四話 アンデルセンの童話でも
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第七千四百八十四話 アンデルセンの童話でも
イギリスは太平洋の三国のお話を二回聞いてやっと頭の中にお話が入って彼等に対して言うのでした。
「アンデルセンの童話知ってるよな」
「デンマークさんのところですね」
「モミの木の童話だったな」
「あの人らしく悲しい童話あるな」
「あの人十九世紀の人だからな」
このことを断るイギリスでした。
「何で一九〇七年のオンドゥル語みたいな名前の木が起源なんだよ」
「あいつのとこの学者さんはアンデルセン知らねえのか」
まだ完全白目の仏蘭西です。
「あとツリーはモミの木だからな」
「というかあの頃あいつのとこキリスト教やったか?」
スペインはこのことを指摘しました。
「長い間禁止されてたやろ」
「ですが韓国さんの学者さんが主張しましたので」
「あいつのとこの学者さん研究せんの?」
「独自の研究の結果です」
「トンデモ本みたいな研究やな」
こうも思ったスペインでした。
「しかもこれが定着するねんな」
「それがいつもの流れです」
この手のお話で一番災厄を被っている国の返答です、それだけに説得力があります。
第七千四百八十四話 完
2018・12・26
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