機動戦士ガンダム
2269話
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のは大きな意味を持つ。
普段はシャドウミラーから借りているカトンボとかを使う事も多いが、ルナ・ジオンの立場として、少しでも早くシャドウミラーの保護国という状況から抜け出す為には、どうしても各種能力を充実させる必要がある。
そして、国として要している軍艦の数というのは、その能力の1つに含まれる訳だ。
「それは……イザークの力を使っても、どうにもならないのか?」
「残念だが、無理だな。だから、俺としては月に行った方がいいと思う。後は……ちょっとどうかと思うが、サイド6に行くという選択肢もあるな」
サイド6は名目上は中立の場所だが、実際には連邦軍の操り人形に等しい。
それが分かっているブライトは迷っている様子を見せるが、ベッドの上のパオロは首を横に振る。
「サイド6は不味い。……あそこはジオン軍と繋がっている者も多いし、少し前にも大きな不祥事を起こしたばかりで、多くの者に注目されている」
この場合の不祥事というのは、ニュータイプ研究所の一件だろう。
あの件をセイラが公表した事により、ルナ・ジオンは賞賛を浴びたが、逆にサイド6は色々と不味い事態になっているのは間違いのない事実だ。
そんな場所に行けば当然のように目立つ。
……目立つだけならいいが、サイド6の人間によってジオン軍にその件が知らされる可能性もある。
そうなれば、結局またシャアに……いや、場合によってはシャア以外のジオン軍とも戦わなければならず……その事に、ブライトは苦悶の表情を浮かべるのだった。
ちなみに、ルナツーは占拠した後に少ししたら返す予定だというのも、きちんと言っておいた。
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