第4話:XローダーとD-3X
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女!!勝手なことばかり言って〜!!騙されちゃ駄目よタイキ!!大輔君!!いいように利用されてぼろ雑巾のように捨てられるのがオチよ!!」
「ちょ、ちょっと落ち着いて下さいよアカリさん!!」
強く肩を揺さぶられる2人は何とかアカリを落ち着かせる。
「別に嘘は言ってないんじゃないかなあの子。隠し事は色々してるみたいだったけどさ、それにまだ利用しようとしてるんじゃなくて、利用出来るか試してる感じだったし…」
因みにタイキの声はネネに届いていた。
「(鋭すぎるのは、ちょっと可愛くないかな…)」
ネネは笑みを浮かべながらそのままモニタモン達と共に茸の里から去った。
「(俺にはネネさんが無理して笑ってるように見えたけどな…何か悩みでもあるのかな?)」
「大輔君…何、ネネさんの行った方を見つめてるの?」
「へ?いや、別に…って、ヒカリちゃん…何で怒ってんの?」
「知らない!!」
「???」
そのまま距離を取るヒカリに大輔は疑問符を浮かべるしかなかった。
「タイキ殿ーっ!!」
聞き覚えのある声に振り返るとジジモン達が駆け寄ってきた。
「あっ…マッシュモン達…それにジジモン様達まで!!」
「茸の里が襲われてるって聞いて駆けつけたんだけど…」
「既に事を収めてしまった後だったとは…いやはや大した手並みですわい!!」
「いや〜それほどでも〜」
「ゼンジロウさんはただ見ていただけじゃないですか」
ゼンジロウの言葉に思わず賢がツッコむ。
タイキは長老に気付くとコードクラウンを見せる。
「あっ…!マッシュモンの長老様!!コードクラウン…何とか取り戻したんだけどさ…良かったらもう少し俺達に貸しておいてくれないかな」
「事情はジジモン殿から聞いた…バグラ軍に所在が知れた以上、それはお主らが持っておった方が寧ろ安全じゃろう…」
「「ただし!!」」
「ん?」
「わシュら2人をクラウンの守り人として旅に連れて行くっシュ!!」
「それがコードクラウンをお前らに託す条件っシュ!!」
「え…?」
「お前らがぁ〜!?」
「おいおい、お前ら一体どういう風の吹き回しだよ?」
ブイモンがマッシュモンズに尋ねるとマッシュモンズは明後日の方向を見遣りながら説明する。
「べ…別に身を呈して里を守ってもらったことに感謝してるとか…」
「格好いいからわシュらもデジクロスしてみたいな〜とか思ったわけじゃないっシュよ!?ただお前らちょっと頼りなさそうだから力を貸してやるだけっシュ!!」
「「「(素直じゃないな〜)」」」
素直になれないマッシュモンズに対して思わず同じことを思ってしまった大輔達であった。
「ああ…分か
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