第4話:XローダーとD-3X
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ンの支配者の証であることは知ってるわね?そしてその持ち主は本来遠く隔てられているゾーンの間を行き来する次元の道を開くことが出来る…Xローダーにはここに差し込むけど、このD-3Xの場合は…」
D-3Xの横のスリットにコードクラウンを差し込み、大輔にD-3Xを返す。
「天に翳して言ってみて!ゾーン移動!」
「は、はい。ゾーン移動!!」
叫んだ次の瞬間に宙に穴が開いた。
「ちゅ…宙に穴が開いた!!」
「私達がデジタルワールドに来た時の穴と似てる…!!」
「…この穴は…俺達の世界に通じてるのか?」
「さぁ…それは行ってみないと分からないわね。もしその先があなた達の望むゾーンじゃなかったら…その時はそのゾーンのコードクラウンを探せばいい。いつか望みのゾーンに行き着けることもあるでしょう…それに…このデジタルワールドに散らばる全てのコードクラウンを手にした者には…デジタルワールド全ての支配者としてこの世界そのものを創り変える力が与えられると言われているわ…そうなれば何処に行くのも思いのまま…」
「ってこたぁ…そのコードクラウンを全部集めりゃ、デジタルワールドのキングになれるってことか!?」
「この世界の王になりたいと言うなら…それも1つの方法ではあるわね。けど今は多くのゾーンのコードクラウンはバグラ軍が押さえているわ。彼らとの戦いは避けられないでしょうけどね」
それを聞いたシャウトモンとブイモンは強気の笑みを浮かべた。
「へっ…!望むところだぜ!!デジタルワールドを荒らすバグラ軍をやっつけて…コードクラウンを取り戻す!上等じゃねえか!!」
「バグラ軍を倒した後はコードクラウンの力で俺達は俺達のいた場所に戻る!!」
「ふふ…期待してるわ小さなドラゴンさん達♪けど…注意してね?デジタルワールドの覇権を狙う者は他にもいる…敵はバグラ軍だけじゃないかもよ?」
「君とか?」
「もしかしてネネさんもデジタルワールドの覇権を狙ってんですか?」
「うーん、内緒!ふふっ…やっぱり2人共面白い子ね。でもコードクラウンの使い方と…強い男の子が好きってことは本当だよ?」
「「っ!!」」
ネネのその言葉にヒカリとアカリは過剰に反応した。
「出来ればずっとあなた達のファンのままでいたいな…頑張ってね大輔君!タイキ君!」
それだけ言い残して、ネネはこの場を去っていった。
「いきなり現れたかと思えばあっさり行っちゃいましたねゼンジロウさん…」
「ああ…」
賢は呆気に取られながら、ゼンジロウは残念そうに呟く。
「な、何なのあの人…いきなり現れたかと思えば、大輔君やタイキさんに抱きついたり、ファンって言ったり…」
「全くだわヒカリちゃん!!何者よあの蛇
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