第3話:進化とデジクロス
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「何ぃ…!?」
地面から飛び出したのはマッハレオモンと6体のドリモゲモンである。
「ガハハハハ!!ドリモゲモン共の鼻では少々不安だったが…ついに手に入れたぞ、グリンゾーンのコードクラウンの器…!!」
「あいつ…!!そうか…あいつか…あいつが里を…一乗寺、ヒカリちゃん。プテラノモン達を頼む…!!」
「え!?」
「本宮君!?」
エクスブイモンはマッハレオモンに向かってかなりの勢いで急降下する。
「げっ……あ…あいつ…あそこまでボコボコにされたのに生きてやがったのかよ!?」
シャウトモンが驚くが、長老はマッハレオモンが手にしている物に気付く。
「あ…あれは地下神殿にコードクラウンの器として安置しておった我らが里の秘宝…奈落のトリュフ!!」
「猛将にして知将!!我が主タクティモン様は長らく下調べをしておられたのだ。ここの地下神殿に持ち主に無限の力を与えると言う奈落のトリュフがあることをなあ…!!」
「そうかよ…てめえはそんなことのために里を襲ったのかよ!!」
「ぐおっ!?」
背後からエクスブイモンの奇襲の蹴りをまともに喰らい、勢い良く吹き飛ぶマッハレオモン。
「うおっ!?危ねえ!!」
咄嗟に長老を押し倒したことで巻き添えを避けたシャウトモン。
「き、貴様は…あの時の…また変化したのか…!!」
「そんな物の為に里を焼いたのか…なら、俺達はてめえを許さねえ!!」
大輔の怒りがエクスブイモンの力になるかのようにマッハレオモンの顔面を殴り飛ばす。
「がっ!?」
「喰らえっ!!」
仰向けに倒れたマッハレオモンに何度も拳を叩き込み、最後は全力の一撃を鳩尾に叩き込んだ。
「す、凄え…」
「寧ろブイモンが里を滅ぼすんじゃ…」
エクスブイモンの容赦のない猛攻にシャウトモンは思わず呟き、アカリも思わず呟いてしまった。
「あ…ぐ…ば、化け物め…奈落のトリュフの力があれば貴様など…!!」
マッハレオモンは奈落のトリュフの力を使おうとするが、それを見た長老が慌てる。
「い…いかん。その力は危険じゃ!!お主自身の身を滅ぼすぞ…!!」
「グ…ハハハハハ…!!それくらいの力でなくては手に入れた意味がないわ!!奈落のトリュフでパワーアップした力に後悔しろ化け物め!!」
奈落のトリュフを握り潰したマッハレオモンは部下のドリモゲモンの元に向かい、ドリモゲモン達を吸収した。
「な、何!?あいつももしかしてデジクロスを!?」
「いや、あれは合体と言うより吸収だ。」
ヒカリと賢が吸収されていくドリモゲモン達を見つめながら言うと、マッハレオモンが巨大化していく。
「グフッフフフフフフ…ファファファファファファ!!
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