第3話:進化とデジクロス
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だし、たまにゃあいいか…」
スターモンの言葉にドルルモンの視界に映るのはブイモン達やピックモンズとはしゃぐキュートモンの姿。
それを見てドルルモンはタイキ達と共に茸の里に向かうのであった。
「確か、コードクラウンって言うのを貸してもらうんだよな?」
「うん、それがあれば私達のいた場所に帰れるかもしれない。早く帰らないと」
「早く帰らないと、あの女が何をするか分からない。ただでさえ1日過ぎているんだ…」
大輔達が元の世界に想いを馳せる中、茸の里に着いて、長老の家に向かったのだが、マッシュモンズに妨害されてしまう。
「ならんならん!我らマッシュモン族の秘宝の力をタダで借りようなどと、不貞不貞しいにも程があるっシュ!!」
「余所者はとっとと立ち去るがいいっシュ!!」
「何だと!?少しくらい貸してくれてもいいじゃねえかよ!!」
「そうよ!!ちょっと借りるだけじゃない!!」
「遙々訪ねてきた隣の里のもんにその言い草は無しだろ!!」
余りの言い草に大輔、アカリ、スターモンが怒鳴るがマッシュモンズはどこ吹く風である。
「お前ら微笑みの里の者がだらしないから、このグリンゾーンをバグラ軍にいいように荒らされてるっシュ!!」
「おかげでこっちも迷惑してるっシュ!!」
「おいお前ら…戦いもしない癖によくもそんな勝手なことを言えるな!お前らを焼き茸にして食うぞ!!」
「何だったら腕っ節をてめえらで試して見るかあ!?」
キレたブイモンとシャウトモンがマッシュモンズの言葉に激怒して殴りかかろうとした時。
「まあ、待ってくれ。微笑みの里の若者達よ…」
「「長老!!」」
家から出て来たのはマッシュモン族の長老であった。
「聞けばその者達、異世界から迷い込んだ人間の子供だと言うではないか…しかも伝説のXローダーとそれに似た機械を持ち…デジクロスと不思議な力でバグラ軍の部隊を撃退したと言う…。そのような者に力を貸したとあっては、この里がバグラ軍に狙われるかもしれん…ここは引き下がってくれんか若いの…」
「なっ…何だとぉ!?てめえそれでも一族の…」
「いいんだシャウトモン!!」
長老の言葉に怒鳴ろうとしたシャウトモンだが、タイキがそれを止める。
「タイキ…!!」
「長老の言うことも尤もだ…別の方法を探すさ!!」
こうして大輔達は茸の里を後にして、里の近くで夕食を摂ることになった。
「ケェーーーっ!!どいつもこいつも腰が引けてやがる!!」
「まあ、マッシュモン族は昔っから意地悪で有名だからなぁ…」
「そういうとこは私達のいた所と共通ね」
ドルルモンがそう言うとテイルモンがスープを飲む。
「おめえも澄ました顔し
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