第2話:一応の和解
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ンモンも生まれた時からマンモンだったんじゃないかな?世代がないからライドラモンやネフェルティモンでも本来なら完全体であるマンモンを倒せたんだと思う。」
「えっと…つまり?」
疑問符を浮かべる大輔にも分かるように説明する賢。
「多分だけど、ここにはデジモンの世代がないから成熟期や完全体の力の差が無くなってるんだと思う。」
「あ、そっか…世代がなくて力の差が無くなったからライドラモン達でも簡単に倒せたのか…」
「じゃあさ、俺達ってここじゃ結構強いのか?」
「さあ、どうだろう…?世代がないからって弱い敵ばかりではないと思う。少なくても極限まで鍛えて完全体と同等かそれ以上のデジモンもいるはず」
「せめて私が完全体に進化出来ればそういう相手にも対処出来るんだけど…」
テイルモンが深い溜め息を吐きながら呟く。
大輔達は知らないが、かつてデジタルワールドの安定のために紋章の力を解き放ったために完全体への進化が出来にくくなった。
仲間が沢山いるならまだ気にしないでいられたが、見知らぬ場所で見知った仲間がブイモン達だけと言うのは正直キツい。
一応ワームモンも仲間になったが、今のままでは連携もあまり取れないだろう。
「それにして…あの時、D-3に入ってきた光は何なんだろうな?」
「僕達のデジヴァイスに今までとは違う…えっと…Xローダーだっけ?それと同じ機能がいくつか付いたようだ」
デジモンを中に収納し、データを再生する機能。
他にもD-3には無かった機能が追加され、D-3の形をしたXローダーみたいな状態になっている。
「D-3X(クロス)ってとこかな…明日、タイキさん達はマッシュモン族がいる集落に向かうらしいから、俺達も一緒に行こうぜ」
「ええ」
「うん」
大輔達は明日に備えて寝ることにし、こうして大輔達の異世界大冒険の1日は終わりを告げた。
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