第1話:知らない世界
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る。
「つ…強!!!見た目ちょっと微妙だけど強っ!!」
「微妙微妙うるせー!!」
少女の言葉に怒鳴るシャウトモンX2。
「いや、そんなことよりもフレイドラモン。早くあいつを!!」
大輔が攻撃の指示を出そうとするが、既にマッハレオモンは立ち上がるのと同時に退避行動を取る。
フレイドラモンとネフェルティモンの必殺技で吹き飛ばされたために逃げるには充分過ぎる距離が開いていた。
「いかん!ここは一旦退き、上層部に報告を…」
「待ちなさい!!」
ヒカリが叫ぶが、このままではマッハレオモンに逃げられると誰もが思った時である。
「ムーンシューター!!」
真横から飛んできたエネルギー弾がマッハレオモンの足場を吹き飛ばし、バランスを崩したのだ。
「なっ!?」
「今だ!!」
突如現れた昆虫型デジモンがこちらに向かって叫ぶ。
「おう!!誰だか知らねえがありがとよ!!さあ、オーディエンス!!魂に刻んで帰りな!!俺のシャウトをなあっ!!!バディブラスター!!」
そしてシャウトモンX2の必殺技はマッハレオモンに炸裂し、マッハレオモンは吹き飛ぶ。
「あの…デジモン…あれは!!」
「一乗寺賢君!?」
大輔とヒカリは昆虫型デジモンの隣にいる賢に気づいて目を見開く。
賢は大輔達を見遣った後、この場を後にしようとするが。
「待てよ!!」
フレイドラモンに抱えられた大輔が賢の前に立つ。
向こうでは少女の叫びが響き渡るが、今の大輔達はそれどころではなかった。
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