第1話:知らない世界
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「さっきは油断していたからやられたけどな」
「う…ぐぐ…!?」
マッハレオモンの腕を掴むフレイドラモンの手に力が入り、あまりの握力にマッハレオモンは短剣を落とす。
「今度はやられない。覚悟しろ!!」
フレイドラモンはマッハレオモンの腹部に強烈な膝蹴りを叩き込む。
「ぐはっ!?」
「ふんっ!!」
悶絶するマッハレオモンにフレイドラモンは続けて顔面に強烈な蹴りを叩き込んで吹き飛ばす。
「つ、強い!頑張って!!」
「へ、へへ…誰だか知らねえけど…やるじゃねえか…俺にもあれくらいの力がありゃあ…」
「いや…(分かる…こいつらの力はまだまだこんなもんじゃない!!だって、だってこいつらは…そうだ!!あの夢の中で…俺、何をした…?)」
夢の内容を思い出した少年が叫ぶ。
「シャウトモン!!バリスタモン!!何も言わずに俺の指示に従ってくれるか…!!?」
「…!」
「へっ!言ったはずだぜ!!俺達ゃ、ソウル・ブラザーだってな!!」
シャウトモンが笑みを浮かべながら言うと、少年はデジヴァイスらしき物を掲げた。
「シャウトモン!!バリスタモン!!デジクロス!!!」
「ウオッ!?」
「なっ…何だぁ!?体が!?」
「デジ…クロス…!?」
「2体のデジモンが1つに…!?」
「ばっ…馬鹿な!?デジクロスだとっ!?バグラモン皇帝陛下が唯一恐れると言われる合体進化の力…!!!」
誰もがシャウトモンとバリスタモンに起きた変化に驚愕し、そして光が収まった所には…。
「シャウトモンX2!!」
ポーズを取りながら叫ぶ、変化したシャウトモンの姿があった。
「え?あれってシャウトモンをバリスタモンの中に入れた…だけじゃないか?」
「進化…じゃないの?」
大輔とヒカリが進化と言うにはあまりにも簡単な変化に呆然となる。
「いえ…確かに簡単そうな変化だけど…!!」
ネフェルティモンは気付く、シャウトモンが合体前よりも凄まじいパワーを宿していることに。
「わっ…ワハハハハハ!!デカブツにシャウトモンを収納しただけではないか!!噂に尾鰭は付き物とは言え…伝説のデジクロスがそんなお粗末な物だったとは…チッ…一瞬でもビビらせおって!!」
シャウトモンX2に殴りかかるが、シャウトモンX2はマッハレオモンの動きを見切って尻尾を掴む。
「なっ…!?」
「良おおおっく…見えてるぜえっ!!」
そのままシャウトモンX2は勢い良くマッハレオモンを地面に叩きつけた。
「俺達も続くぞ!!喰らえ、ナックルファイア!!」
「ロゼッタストーン!!」
好機と見たフレイドラモンとネフェルティモンも同時に必殺技を放って直撃させ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ