機動戦士ガンダム
2267話
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逃げたが、どうする? 追うのか?」
『いや、ここで下手に追撃をすれば、向こうに待ち受けられるだけだ。今は一旦ホワイトベースに戻ってくれ。アムロの方もホワイトベースに戻す』
「了解した。……それで、これからどうする?」
『サイド7にまだ幾らかMSの部品が残っている。それと、地面が砕けて落ちたトレーラーも、可能であれば確保したいし、消耗品の補充も必要となる。それに……まだ避難していない者もいるかもしれないしな』
つまり、すぐにサイド7を出るんじゃなくて、サイド7に戻るという事か。
まぁ、最終的にルナツーに行くんだろうが、その前に色々と補充しておきたいという思いは理解する。
「分かった、ならホワイトベースに戻るぞ」
『そうしてくれ』
短く言葉を交わし、通信を切る。
さて、取りあえずホワイトベースに戻る前に音声データとかが残っていたら消す必要があるな。
幸い、ガンキャノンの取説は前もって読んでいたし、コックピットとかもある程度ザクとかに似通っている。
だからこそ、音声データを消すといった事は難しくない。難しくないんだが……ただ、問題なのは不自然に音声データとかが消えていた場合、それをどう思うかだよな。
ブライトは俺を疑いの視線で見ているから、正直なところ今更って気がしないでもないが……まぁ、そうなったらそうなったで、どうとでも対処は出来る。
それこそ、いざとなったらメリルと共にホワイトベースから脱出して、月に帰るという方法もあるのだから。
そんな風に思いつつ、俺はホワイトベースの格納庫に戻るのだった。
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