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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第2章:リムルダール編
15:馬鹿が考える事
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べ、勉強だってするさ! でも今すぐに物覚えだけでも良くなりたいんだ!」

何故だか悲壮感を漂わせ利口になりたがるアホ。
苦笑いでジジイ(ゲンローワ)に視線を向ける。
ジジイ(ゲンローワ)も俺と同じように苦笑いだ。



(リムルダール・旅の扉赤地方)

有益なようで不毛にも思えるアホリン(ノリン)との会話を終え、湿地帯へと舞い戻った。
湿地帯を抜け遺跡跡へと向かうのだが、その前に釣りもしなければならない。
遠目には見分けつきにくいが、湿地帯と海が隣り合って存在する。

俺は周囲への警戒を怠らず、湿地帯などより遙かに深い梅へと釣り糸を垂らした。
空腹病の美女二人のために……
その他は知らん!



しばらくすると釣り竿にアタリがきた。
しかも今までの釣りでは感じなかったアタリだ。
これは大物に違いない!

俺は力任せに引く事はせず、引いては緩めを繰り返し海中の獲物の体力を奪っていく。
長期戦を覚悟したのだが、アッサリ獲物を釣り上げる事ができた。
なんとマグロだ。

まさかマグロを釣り竿一本で釣り上げるとは思わなかった。
だがこれを機に入れ食い状態に突入する。
やった事無いがパチンコの確変ってやつか?

マグロだけでは無く、鯛や鮭……もちろん鰯や銀遊漁もジャンジャン釣れる。
今後の為も考え、俺は大量に大漁を続けた。
ゴメン……親父ギャグは程々にするよ。

とはいえ、何時(いつ)までも釣りをしてるわけにもいかないので、ある程度で止めて湿地帯の奥へ向かう事に。
そういえばジジイ(ゲンローワ)の奴、遺跡跡より先には何も無いから行くなと、しつこく念を押してきたなぁ……

アイツ絶対何か隠してるよね。
まぁ爺のプライベートになんか興味ないから、行く必要が無い限り遺跡跡より先には行く気は無い。
今はそれどころじゃ無いからね。
お腹をすかせた美女たちが、俺の帰りを待ってるからね!



湿地帯を抜けると、かなり広い遺跡跡になっていた。
ただ殆どの建物が崩れ去っており、原形を留めていない。
でも大量の煉瓦を入手する事ができた。

これで煉瓦調理台を作れる。
そう思った途端……
突然、頭の中に複数の料理が思い浮かんだ!

多分ルビスが勝手に寄こした神様パワーの一つだろう。
とはいえ、これで栄養価の高い料理も作れそうだし、パンも焼ける。
序でにアホの頭が良くなる(様な気になる)魚料理も作れるだろう。

そんな事を考えながら更なる奥に見える残った建物跡を目指し歩いて行く。
すると何処からとも無く敵が現れた。
しかも結構な数。

骸骨の姿な“死霊”と、同じく骸骨な姿で服の色が違う“死霊の騎士”だ。
ルビスパワーで頭に名前が浮かばなければ、どちらも同じモ
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