暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第2章:リムルダール編
15:馬鹿が考える事
[2/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ながらエルの一言だけは意外に酷い(笑)
「如何じゃリュカ……使えそうか?」
「使えると思う。 ただ新しい料理台を作るのに煉瓦が要るんだ。それを手に入れないと……」
新たな料理台の構想は俺にもあった。実現するための材料が無かったけど。
「煉瓦ならば大丈夫じゃろう。タルバが研究を行っていた遺跡跡は煉瓦造りじゃから」
「……おいジジイ。行った事あるのか?」
「い……いや無いぞ! 行った事なぞ無いぞ!! ただ遺跡跡なんて大概煉瓦造りじゃろ!」
「……………」
何か隠してる
ジジイ
(
ゲンローワ
)
。
まぁこいつのプライベートになんて興味ないから探ろうとは思わないけどね。
それよりも、もう一つ気になるのは……
「しかし
アホリン
(
ノリン
)
……何で都合良く、こんな設計図を用意してあったんだ? 食材を食い尽くしたのは計画的だったのか?」
「ち、違うよ……そういう訳じゃないよ!」
「何をそんなに慌ててる? 余計に怪しいぞ」
「な、何でもねーよ。い、いいだろ……何で設計図を持ってたかなんて」
「いいえ気になりますわ。何かやましい事でも隠してるのでは!?」
アホリン
(
ノリン
)
の考えなんて如何でも良いのに、エルは気になる様だ。
「は、恥ずかしいから言いたくない……」
「恥ずかしいからですか? やましいからでは無いのですか!?」
きっとアホな理由なんだよ……そっとしておいてやろうよ。
「い、言ったら絶対に俺の事を馬鹿にする。だから言いたくない」
「あははははははははっ! やっぱりアホだな
アホリン
(
ノリン
)
は。言おうが言わまいが、お前は既に馬鹿でアホだ。馬鹿にするも何も、今と対応は変わらない」
俺も酷い事言ってる自覚はあるけど、頷いて同意するエルと
ジジイ
(
ゲンローワ
)
も酷いと思う。
「うぅ、酷い……じゃ、じゃぁ言うけど、俺……頭良くなりたいんだ!! だから新しい料理台で頭良くなれる料理を作ってくれ!」
「「「……………」」」
周囲に言ってやった感を出しながら、馬鹿な事を叫ぶ
アホリン
(
ノリン
)
。
「あのな……馬鹿にするなって言うけども、自ら馬鹿を認めてるんだから、馬鹿にするなって言うのが無理。頭良い奴は『頭良くなりたい』なんて言わないもん」
「う、うるせぇーよ!」
「しかし……また何で今更頭良くなりたいんじゃ?
アホリン
(
ノリン
)
なんじゃからアホでいいじゃろ」
「いいわけねーだろ! 理由なんか秘密だよ。兎も角俺は頭良くなりたいんだ。よく言うだろ……魚を食べると頭が良くなるって。だから魚の栄養を存分に生かした料理を食べたいんだ!」
「あのなぁ……お魚天国じゃないんだから、魚を食べただけで頭が良くなるわけじゃないぞ。魚を食べた上で勉強してコソの効果だからな」
「わ、解ってるよ!
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ